やらせる勉強より、やる勉強

「 勉強しなさい 」というセリフは皆さんが嫌というほど聞いているか、言っていると思います。
保護者様の目から見ると勉強をしてる姿が見えず、ゲームばかりしていたりテレビばかり見ていたりとだらだらしている姿が目立っているから勉強しなさいというのだと思います。こう言うと大体は「 今からやる 」だとか「 後でやる 」と返ってくると思います。
こういう状況の場合はどんどん先延ばしになって、ご飯食べてからやる、お風呂入ってからやる、明日やる…となって結局やらなくなってしまいます。
では、どうすればよいのかという点ですが、「 勉強を習慣化する 」ことが大切になります。
勉強は嫌だから、面倒くさいから先延ばしになってしまいます。例えば毎日歯を磨くことに「 面倒だ、後でやろう 」となる人は少ないと思います。それは私も含め、お母さんに「 ご飯を食べたら歯を磨く 」という習慣を身につけさせられたからです。歯磨きだけでなく、人間が習慣的に行っていることはたくさんあります。それに対して面倒だからやらないと言ってしまえば、もう生活は出来なくなってしまいます。
勉強をやらなければいけない習慣の1つにしてしまうことが大切です。
当塾の中3から高3生までは言われなくても勉強するようになりました。むしろ、「 勉強したいので日曜日開けてください 」と頼まれるほどです。自発的に嫌なことに立ち向かえるようになっています。これがグローアップスクールの目指す教育です。
私が考える塾は「 勉強させられるところ 」ではなく、「 勉強しにいくところ 」なのです。

次回は「 勉強を習慣化させるために 」というお話をしていきます。