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2019年5月17日|カテゴリー「ブログ
愛媛県立高校入試がここ2、3年で大きく変わってきています。全国的にみると愛媛県は入試傾向の変化が遅れていた県ですが、2020年度の新しいセンター試験に向けて入試問題の傾向が急激に変化してきています。

特に理科は暗記科目のように思われがちですが、入試問題を分析すると「自分の知識に加えて、情報を読み取って考えて解く問題」が約3倍に増えています。( 2017年23% → 2019年76% )

次いで、数学・英語です。

この情報を正確に読み取って解く問題は基本的に難しいので、このような問題が増えてくると、平均点は下がります。平均点が下がる理由は、パターン理解では対応できないから、読解力不足であるからだと考えます。

普通はここまで問題の傾向が変わると、生徒はかなり戸惑うと思います。一般的な塾では愛媛県の過去問を何年も前まで遡ってやるところが多いようですが当塾は愛媛県の過去問よりも他県の新傾向の問題を重視して授業で解説していたため、生徒はパニックにならずいつも通り力を発揮することができました。

時代、流れを読んでそれに合った教育をすることの大切さ、国語の授業の大切さを改めて感じました。
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